心身健康科学科 学びの特長

人間総合科学大学では、「こころ」「からだ」「環境・社会」の学びから、広く総合的・統合的に複雑な人間における本質を理解していく学問分野を切り拓いてきました。学びの目的は、学んだ知識を「よりよく生きるための知恵」として育み、現代における様々な複雑な問題に直面した際に、現実と向きあい乗り越える力を身に着けていくことです。

新たな角度・視点で人間を見つめることを知ることが出来る楽しさを、多様なカリキュラムを通じて成長しながら、人間の本質を理解し見極める視線を作り上げていきましょう。

全くの初学者でも、これらの専門的な科目を理解できるようにするため、【コア科目】を用意しています。なかでも「ヒューマン」は、人間を「こころ」「からだ」「環境・社会」の統合体であると捉えるための視点を養います。人間の「こころ」と「からだ」の相関を理解し、心身の問題を「環境・社会」的に解決できる人材を育てる出発点となっています。

たとえば、スクーリング科目は基本的にインターネットで受講できるようにしています。自宅や出張先など「いつでも」「どこでも」受講できるインターネット授業であれば、実際に大学へと足を運ぶ会場スクーリングよりも、仕事や家事への負担がはるかに少なくなります。

実験や実習など、通学が必要なスクーリング科目もありますが、それらは選択科目であるため、無理に受講する必要はありません。受講する場合でも、週末や連休、夏休みの時期に1科目を2～3日で履修できるよう、日程を工夫しながら開催していますので、費用と時間の負担は小さくなっています。

また、卒業に必要な単位の約7割を占めるテキスト履修（印刷教材等による授業）では、科目修了試験（単位修得試験）を試験会場に出向かなくても受験できるよう、インターネット試験を実施しています。

インターネット試験は前期末と後期末の年2回実施しています。急な用事で受験できなくなることがないよう、それぞれ10日間の試験期間を設定し、その間であれば24時間いつでも自由に受験できるようになっています。自分の好きな環境で、教科書やノートなども参考にしながら受験するシステムで、単位修得のチャンスが広がります。

学生が学修で取り組む教科書は基本的に、教員と専門スタッフが書き下ろした本学オリジナルのテキストです。
大学通信教育では、学生は主に教科書を頼りとして、初めて学ぶ科目の数々に取り組んで、試験を受けることになります。
つまり、教科書の良し悪しが、科目修了試験（単位修得試験）の「合格」「不合格」を、ひいては「卒業できるか／できないか」「卒業までに何年かかるか」を、大きく左右してしまうのです。
教科書がわかりやすければ、学ぶ意欲もどんどん強くなっていきますが、教科書が難しければ、せっかく湧いた学修意欲や向上心も低下していき、ついには勉強そのものが嫌いになってしまいます。

そのため、本学のオリジナル教科書では、学びのポイントを整理し、写真や図・表をふんだんに盛り込みながら、初学者でもわかりやすく、読みやすく、学びやすいものを開発しています。

心身健康科学科では、学生一人ひとりの学修をフォローするため、入学すると同時に学生一人ひとりに担任教員が付きます。４年生での選択必修である総合演習（論文形式・レポート形式）も指導教員がマンツーマンで学習指導していきます。

また、指導教員への質問や相談はポータルサイトで受け付けていますので、思い付いたときにすぐ、時間を気にせず、することができます。

学生は年齢もキャリアも、住んでいる環境も違うため、既成のやり方に当てはめてしまうと無理を強いることになり、学修のモチベーションを下げる結果となってしまいます。

心身健康科学科の担任制度は、学生の学びやすさを追求するものです。教員が学生一人ひとりと向き合って、オーダーメイドで手を差し伸べることによって、学生の継続学修を実現しているのです。