Knowledge for Well-being

教員一覧

蒲原 聖可

教授

蒲原 聖可 (かもはら せいか)

担当科目

  • 「身体の構造と機能I」
  • 「身体の構造と機能Ⅲ」
  • 「身体の構造と機能Ⅳ」
  • 「身体の構造と機能Ⅴ」
  • 「病気の成り立ちI 」
  • 「病気の成り立ちⅡ」
  • 「臨床医科学入門」
  • 「コミュニケーション実習Ⅰ」
  • 「コミュニケーション実習Ⅱ」
  • 「管理栄養士基礎演習Ⅰ」
  • 「管理栄養士総合演習」

教育に対する考え・学生さんに期待すること

適切な食事は、健康維持・増進、未病改善、疾病予防のために最も基本となります。
現在、「健康に良い」「〇〇に効果がある」として、さまざまな食事療法や食養生が提唱され、食品や機能性食品/サプリメントが販売されています。

栄養の専門家である管理栄養士は、基本的な知識や技能を学び、かつ、食事や食品に関して、新しい情報を適切に判断できるようになることが求められています。

講義や実習を通じて、医学・医療・介護での共通言語となる知識や技能を修得し、将来、臨床現場での多職種連携や、ヘルスケア企業/健康寿命延伸産業での活躍を期待しています。

教育方法に関して大切にしていること

教科書を基本として、視聴覚教材も活用しながら、国家試験対策も意識した講義を行います。

また、講義の中では、医療・介護の臨床現場での具体例や、ヘルスケア企業での事例などを取り上げることで、実践的な知識、身近な問題として感じられるように工夫しています。

主な経歴

  • 高知県生まれ.徳島大学医学部卒業,同大学院修了.医師.博士(医学). 米国ロックフェラー大学,東京医科大学,健康科学大学を経て,現職.
  • (兼務)神奈川歯科大学大学院 統合医療学講座 特任教授.森ノ宮医療大学 鍼灸情報センター 客員教授.昭和大学兼任講師.東京大学大学院客員共同研究員.
  • DHC 特別研究顧問として,サプリメント・機能性食品成分の適正使用の啓発や,官民連携による健康寿命延伸のための課題解決型保健事業の推進など,サプリメントの利活用を介して社会課題解決に向けた取り組みを行った.

学歴

徳島大学医学部卒業
同大学院修了
医師
博士(医学)

論文・学会発表・著書・メディア

【論文】

Acute Stimulation of Glucose Metabolism in mice by Leptin treatment.
Nature. 389, 374-377 (1997)
Seika Kamohara, Remy Burcelin, Jeffrey L. Halaas, Jeffrey M. Friedman, and Maureen J. Charron

Acute intravenous leptin infusion increases glucose turnover but not skeletal muscle glucose uptake in ob/ob mice. Diabetes, 48:1264-1269 (1999)
Remy Burcelin, Seika Kamohara, Jing Li, Gloria S. Tannenbaum, Maureen J. Charron, and Jeffrey M. Friedman

Bridging Conventional Medicine and Complementary and Alternative Medicine
IEEE ENGINEERING IN MEDICINE and BIOLOGY magazine, 24:30-34(2005)
Kazuhiko Atsumi and Seika Kamohara.

A Coleus forskohlii extract improves body composition in healthy volunteers: An open-label trial.
Personalized Medicine Universe 2:25-27(2013) .
Seika Kamohara

Educational activities for the prevention of neural tube defects using folic acid supplementation through public-private partnerships in Japan.
Personalized Medicine Universe 9:42-45(2020).
Seika Kamohara

【著書】

  • 「新型コロナの栄養療法─最新エビデンスに基づく予防法と後遺症対策」(医学と看護社)
  • 「ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ」(医学と看護社)
  • 「サプリメント事典 第3版」(平凡社)
  • 「サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック-機能性食品の適正使用情報」(医学出版社)
  • 「代替医療」(中公新書)
  • 「ヒトはなぜ肥満になるのか」(岩波書店)
  • 「肥満遺伝子」(講談社ブルーバックス)

所属学会

国際個別化医療学会・理事
日本予防医学会・理事
ファンクショナルフード学会・理事
日本脳サプリメント学会・理事
日本肥満学会・評議員
日本生活習慣病予防協会・顧問
日本統合医療学会
日本抗加齢医学会

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