Knowledge for Well-being

教員一覧

熊谷 勝義

講師

熊谷 勝義 (くまがい かつよし)

担当科目

  • 心身健康科学持講心身健康科学持論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
  • サイエンスコミュニケーション学健康情報計測学
  • 健康情報処理学
  • ストレス評価学
  • 健康支援演習
  • ストレスマネジメント演習
  • 心身健康科学特殊演習Ⅱ・Ⅲ
  • 研究指導(修士・博士)
  • 研究指導(博士)

メッセージ

 私は心身健康に関する科学的知識の中でも、特に生物学に焦点を当てて教えています。また、研究ではストレスと身体の分子メカニズムについて解明することに取り組んでいます。これらを通して、私は学生たちが「より良く生きるための知恵」を身につけるお手伝いをしたいと考えています。

教育に対する考え・学生さんに期待すること

  心身健康科学は多角的で学際的な分野です。私は、生物学を中心にストレスと身体の相関を解明するアプローチを試みています。また、本学には生物系以外の専門家も多数在籍しており、多様な学問に触れることで視野を広げ、日々向上心を持って取り組んでいます。学生たちにも、入学時の目標を忘れずに勉学に励むことを願っています

教育方法に関して大切にしていること

 教育については「こころ」・「からだ」・「環境、社会」の3つの領域から人間の謎を解明し、学生が人間について深く考える力を身につけられるよう、独創的で工夫を凝らした授業内容を提供しています。そのため、イラストを多用するなど、視覚的でわかりやすい授業を実現することに努めています。

学生さんからの評価に対して

2023年4月から、私はこの大学で教鞭を執ることになりました。まだ学生からの評価は受けられていませんが、わかりやすい授業を心がけ、学生たちが理解しやすい環境を提供することに努力します。また、私自身も学び続け、皆さんと一緒に成長できる教育を実現できるように取り組んでいきます。

その他

趣味:サーフィン・ギター・読書・ジョギング・鉱物採取


ティーチングポートフォリオ

主な経歴

  • 東京大学医学部附属病院 特任研究員
  • 東京医科大学 助教
  • 2023年6月下旬より海外赴任中

学歴

-最終学歴-
東京大学大学院農学生命科学研究科応用動物科学専攻博士課程修了 博士(農学)

論文・学会発表・著書・メディア

【論文】

WAPL induces cervical intraepithelial neoplasia modulated with estrogen signaling without HPV E6/E7. Oncogene 40:3695-3706. 2021

iPS細胞由来グルコース応答性インスリン分泌細胞の樹立 東京医科大学雑誌 78:339-347. 2020

Extracellular microvesicles that originated adipose tissue derived mesenchymal stem cells have the potential ability to improve rheumatoid arthritis on mice. Regenerative Therapy 9;15:305-311. 2020

An improved Red/ET recombineering system and mouse ES cells culture conditions for the generation of targeted mutant mice. Experimental Animals 3;66:125-136. 2017

Differential hepatic distribution of insulin receptor substrates causes selective insulin resistance in diabetes and obesity. Nature Communications 6;7:12977. 2016

Development of Novel Small Hairpin RNAs That do not Require Processing by Dicer or AGO2. Molecular Therapy 24:1278-1289. 2016

Evi1 defines leukemia-initiating capacity and tyrosine kinase inhibitor resistance in chronic myeloid leukemia. Oncogene 16;33:5028-5038. 2014

TCF7L2 in mouse pancreatic beta cells plays a crucial role in glucose homeostasis by regulating beta cell mass. Diabetologia. 57:542-553. 2014

Generation of transgenic mice on an NOD/SCID background using the conventional microinjection technique. Biology of Reproduction 84:682-688. 2011

Evi1 is essential for hematopoietic stem cell self-renewal, and its expression marks hematopoietic cells with long-term multilineage repopulating activity. Journal of Experimental Medicine 21;208:2403-2416. 2011

Impaired insulin signaling in endothelial cells reduces insulin-induced glucose uptake by skeletal muscle. Cell Metabolism. 2;13:294-307. 2011

Targeted disruption of AdipoR1 and AdipoR2 causes abrogation of adiponectin binding and metabolic actions. Nature Medicine 13:332-339. 2007

Overexpression of monocyte chemoattractant protein-1 in adipose tissues causes macrophage recruitment and insulin resistance. Journal of Biological Chemistry 8;281:26602-26614. 2006

「ミニレビュー」
実験動物におけるゲノム編集技術の変遷と応用 東京医科大学雑誌 78:159-162. 2020

【学会発表】

国内外複数

所属学会

日本心身健康科学学会、日本ゲノム編集学会、日本実験動物学会

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