教授
直成 洋子 (すぐなり ようこ)
担当科目
- 慢性期看護学概論
- 慢性期看護援助論Ⅰ
- 慢性期看護援助論Ⅱ
- 慢性期看護学実習
- 統合実習
- 大学生入門
- 看護研究Ⅱ
教育に対する考え・学生さんに期待すること
慢性期看護学は、生活習慣に関連した慢性の病い(がんを含む)をもちながら生活する人について理解します。病院に入院している時期の期間だけではなく、退院されて地域で生活する人の看護についても視野に入れて学びを深め、その人がどのように生きられたらよいのか、生活されることが望ましいのか一緒に考えていきましょう。
対象を身体的、心理的、社会的側面から総合的に理解すること、対象に必要な看護とは何かについて考え、看護観を深めていきましょう。
教育方法に関して大切にしていること
講義では、図や視聴覚教材などを用いてなるべくイメージ化できるように努めること、および事例をなどをあげて具体的に考えられるように努めます。常に、学生からの忌憚のない意見を聴取し把握します。
演習では、学生が援助をしたことを振り返り、自己評価・他者評価を通して、どのようにしたら思考過程や実践能力が身につくのか考えられるようにサポートします。
実習では、対象からの反応を的確に捉えて、学生の主体性を尊重しながら対象と適切な関わりができるよう支援します。
学生さんからの評価に対して
2023年度から講義を行います。学生さんからの講義の意見や感想は真摯に受け入れて改善に努めていきます。
その他
主な経歴
- 名古屋第一赤十字病院(看護師・臨床指導者)
- 富山医科薬科大学附属病院(現.富山大学附属病院)(看護師・臨床指導者)
- 新潟県立看護大学 看護学部 看護学科(専任講師)
- 新潟県立看護大学大学院 看護学研究科(専任講師)(文科省教員資格審査:M合)
- 茨城キリスト教大学 看護学部 看護学科(専任准教授・専任教授)
- 茨城キリスト教大学大学院 看護学研究科(専任准教授・専任教授)(文科省教員資格審査 :M〇合)
- 放送大学茨城学習センター(客員教授)
- 東京医療学院大学 保健医療学部 看護学科(専任教授)を経て現在に至る
学歴
富山医科薬科大学(現.富山大学)大学院医学系研究科 修士課程(看護学)修了
日本赤十字看護大学大学院 看護系研究科 博士課程単位取得退学
論文・学会発表・著書・メディア
【論文】
糖尿病看護に関わる臨床看護師の看護実践評価の検討-糖尿病看護実践評価指標を用いてー,茨城キリスト教大学紀要 6巻(1号),35-44.(査読付)
回復期リハビリテーション過程の脳卒中患者の主体性回復支援に必要な観察視点-因子構造モデルの検討-,日本リハビリテーション看護学会誌,Vol.5 (No1),12-21.(査読付)
がん看護についての困難感に関する研究の動向-看護師を対象とした国内文献に焦点をあててー,茨城キリスト教大学紀要 7巻(1号),11‐18.
がん看護についての困難感に関する研究-困難感の特徴と関連する要因-,茨城キリスト教大学紀要 8巻(1号),19‐27.(査読付)
【学会発表】
がん看護を専門とする認定看護師の専門的実践応力に関する研究-がん看護経験年数による比較-(第1報),第32回日本がん看護学会学術集会(千葉市)
がん看護を専門とする認定看護師の専門的実践応力に関する研究-認定看護師活動年数による比較-(第2報), 第32回日本がん看護学会学術集会(千葉市)
がん看護の困難感に関する研究-看護師の困難感とソーシャルサポートの実態-,第38回日本看護科学学会学術集会(松山市)
がん看護に関わる認定看護師のキャリア成熟に関連する要因の検討,第33回日本がん看護学会学術集会(博多市)
がん看護に関わる認定看護師の専門的実践応力とキャリア成熟の関係の検討,第33回日本がん看護学会学術集会(博多市)
Features of the Abilities of Certified Expert Nurses Involved in Cancer Nursing, The 6th International Nursing Research Conference.
がん看護に関わる認定看護師の『相談』における配慮の検討, 第34回日本がん看護学会学術集会(東京都)
がん看護に関わる認定看護師の役割における『指導』に関する検討,第34回日本がん看護学会学術集会(東京都)
がん看護に関わる認定看護師の看護実践の特徴-認定看護師の役割における実践の検討-, 第42回日本看護科学学会学術集会(広島市)
Characteristics of Outstanding Nursing Practice of Certified Nurses in Cancer
Nursing,26th Est Asian Forum of Nursing Scholars 2023.
【著書】
所属学会
日本看護科学学会・日本がん看護学会・日本慢性看護学会・日本リハビリテーション学会・日本看護研究学会・日本糖尿病教育・看護学会など