教授
田代 和子 (たしろ かずこ)
担当科目
- 老年看護学概論
- 老年看護学援助論Ⅰ
- 老年看護学援助論Ⅱ
- 老年看護学実習Ⅰ
- 老年看護学実習Ⅱ
- 看護統合実習
- 家族看護学
- 看護研究Ⅱ
メッセージ
日本は世界有数の少子高齢社会に直面しており、そのような中で様々な社会的問題が山積しています。高齢者の方々を取り巻く社会環境や疾病構造も刻々と変化しています。高齢者の方々が住み慣れた地域社会でその人らしく豊かな生活ができるような社会との共生を考えていくことができるよう学生の皆さんと一緒に考えていきましょう。
教育方法に関して大切にしていること
学生の皆さんが経験したことのない老年期の理解や高齢者ケアについて、できる限りイメージ
しやすいように映像や実践事例、高齢者の方々をゲストスピーカーとして招き、生の声をきくことで、高齢者が必ずしも社会的弱者でなく、多く方々が社会で自立した生活者であるといった視点でとらえることができるよう教育方法を工夫しています。
さらに、現代社会における高齢者の抱える課題や高齢者の生活を守る法制度などを理解しやすく教授していくことを心がけています。
学生さんからの評価に対して
授業終了後における授業アンケートの結果を踏まえて、年度ごとに自己評価・分析をして次年度に生かしています。
毎回の授業においてミニテスト等を実施し、理解しにくい個所をフィードバックしています。
その他
主な経歴
- 群馬医療福祉大学看護学部看護学科・准教授
- 淑徳大学看護栄養学部看護学科・教授
- 淑徳大学看護栄養学部看護学研究科・教授
- 東都大学ヒューマンケア学部看護学科・教授
学歴
桜美林大学大学院院国際学研究科老年学専攻修士課程修了(老年学修士)
桜美林大学大学院院老年学専攻博士後期課程修了(老年学博士)
論文・学会発表・著書・メディア
【著書】
- 田代和子、小板橋恵美子:地域住民と大学が協働で運営する「認知症カフェ」の成果と課題―認知症カフェの運営に関わる住民スタッフの視点からー.日本認知症ケア学会誌.19(4)677-687.(2021)
- 田代和子、小板橋恵美子、平澤マキ、ほか:民生委員からみた認知症の方と家族を支援する「認知症カフェ」の課題と意義.淑徳大学看護栄養学部紀要.第13巻13-23(2021)
- 田代和子、小板橋恵美子、平澤マキ、ほか:大学と地域住民が連携協働する「認知症カフェ」の開催が利用者にもたらす成果ーグループインタビューによる質的分析-.淑徳大学看護栄養学部紀要第11巻19-29(2019)
- KazukoTashiro,Akemi Matsumoto:The Process of Continuous Caregiving Administered by Females who are Providing to Their Husbands with Early. 13th International Family Nursing Conference(2018).
- KazukoTashiro,Akemi Matsumoto:Factors in continued long-term home-based care for the elderly suffering serious dementia,12th International Family Nursing Conference (2017).
- 小板橋恵美子、田代和子、平澤マキ:民生委員による認知症高齢者支援の実態に関する研究 ‐A市A地区の民生委員を対象としたフォーカスグループインタビュー調査から.淑徳大学看護栄養学部紀要第11巻31-39(2019
- 田代和子、松本明美:在宅認知症高齢者が語ったデイサービス利用の意味.日本認知症ケア学会16(2)507-517(2017)
- 田代和子、松本明美:認知症による攻撃的行動への看護師としての対応.日総研.臨床老年看護23(6)11-17(2016)
- 田代和子:本学部における松ヶ丘地区との地域連携9年間のあゆみ-10年目に向けた課題と展望-.淑徳大学看護栄養学部紀要 第8号.19-29(2016)
所属学会
日本老年看護学会 日本認知症ケア学会 日本看護科学学会 日本老年社会科学会 日本在宅ケア学会 IFNA( International Family Nursing Conference.) 日本看護家族学会