教授
鍵谷 方子 (かぎたに ふさこ)
担当科目
- ストレスと健康特講
メッセージ
心身の科学的しくみの理解や生命進化の歴史を踏まえた理解を促すような教材作成や話題提供を通じて心身健康科学を学ぶことの楽しさをより深く感じていただくことを大切にしています。そして学生さんが本学で学んだ人間に対する総合的理解を基に、学ぶ意欲を生涯もち続けその学びを社会や生活の中で活かしてくださることを期待しています。
教育方法に関して大切にしていること
どの科目においても、「こころ」「からだ」「環境・文化」からの視点を置いて総合的な人間理解につなげることを心がけ、心身健康科学科のディプロマ・ポリシーである「科学的な「人間の総合理解」「心身の相関性の理解」の上、心身ともに健康で豊かに暮らせる社会構築を支援できる人材の養成」および大学全体のディプロマ・ポリシーにある「現実社会を「よりよく生きる」ための洞察力や生涯学ぼうとする意欲、豊かな人間性」を育むことを大切にして教育活動を行っています。
学生さんからの評価に対して
資料が分かりやすい,視野が広がった,興味が増したなどの評価をいただいている事は,今後も意識して持続的に授業に反映していきたいと思います.一方でスクーリングなどでお伝えしたいことが多くなり質問を受ける時間が不足しない様に心がけていきたいと思います。
その他
好きなこと:美術鑑賞、庭園散歩、読書
ティーチングポートフォリオ
主な経歴
- 東京都老人総合研究所非常勤研究員
- お茶の水女子大学大学院助手
- 筑波技術短期大学非常勤講師
- 筑波大学理療科教員養成施設非常勤講師
学歴
東京工業大学生命理工学部卒業
同大生命理工学研究科修士課程修了
お茶の水女子大学人間文化研究科人間環境科学専攻博士後期課程修了(理学博士)
論文・学会発表・著書・メディア
【論文】
Uchida S, Kagitani F: Neural Mechanisms Involved in the Noxious Physical Stress-Induced Inhibition of Ovarian Estradiol Secretion. The Anatomical Record 302(6): 904-911, 2019.
Uchida S, Kagitani F: Effects of electrical stimulation of autonomic nerves to the ovary on the ovarian testosterone secretion rate in rats. Autonomic Neuroscience: Basic and Clinical 180: 48-52, 2014.
Kagitani F, Uchida S, Hotta H: The role of alpha adrenoceptors in the vascular and estradiol secretory responses to stimulation of the superior ovarian nerve. The Journal of Physiological Sciences 61(3): 247-251, 2011.
Kagitani F, Uchida S, Hotta H: Afferent nerve fibers and acupuncture. Autonomic Neuroscience 157(1): 2-8, 2010.
【著書】
- 『かがやく生き方 心身健康科学 第3版』(共著,人間総合科学大学)
- 『人間科学論-人間と環境-』(共著、人間総合科学大学)
- 『人体の構造と働き』(共著,人間総合科学大学)
- 『人体の構造と機能 第5版』(共著、医歯薬出版)
- 『人体の構造と生理機能』(共著、医歯薬出版)
- 『やさしい自律神経生理学 命を支える仕組み』(共著、中外医学社)
- 『イラストレイテッド生理学(原著2版)』(共訳、丸善出版)
- 『解剖生理』(共著、医歯薬出版)
所属学会
日本心身健康科学会、日本生理学会、日本自律神経学会