副学長 教授(兼担)
鈴木 はる江 (すずき はるえ)
担当科目
- 心身健康科学
- ヒューマンⅠ
メッセージ
「心身健康科学」と「ヒューマンⅠ」では,人間のこころと身体の相関関係を学びます.人間の特徴と人間のこころと身体が相関関係を理解することは、より良く生きるための知恵として、将来職業に就いたときにも、生きてくるでしょう。
教育方法に関して大切にしていること
心身健康科学科のディプロマポリシーである「こころ,からだ,環境・文化の統合的・学際的な知識を持ち,心身ともに健康で豊かに暮らせる社会の構築に寄与する能力」へと発展させるために,担当科目では特に心身相関の仕組みの理解から,積極的に健康へ働きかける方策のヒントになる研究例を紹介しています.また様々な分野の方に人間総合科学を理解して頂くために,人間のこころ,身体の仕組みの基礎を噛み砕いて説明するように心がけています.
学生さんからの評価に対して
「人間科学」などのスクーリングでは,自分の身体を使って人間のこころ・身体の仕組みの実体験を取り入れており,興味をもって学んで頂いています.学生間・学生と教員間の意見交換の場を増やして,学生同士励ましあって学修を継続できる環境づくりに留意していきたいと思います.
その他
絵画鑑賞(特にモネ,マチスなど)
ティーチングポートフォリオ
主な経歴
- (財)東京都老人総合研究所研究員
- 帝京大学医学部非常勤講師
- 筑波技術短期大学非常勤講師
- 人間総合科学大学・大学院専任教授/人間総合科学研究科研究科長
学歴
北海道大学理学部卒、順天堂大学(医学博士)
論文・学会発表・著書・メディア
【論文】
鈴木はる江:心身相関の理解を生活の知恵に, 心身健康科学, 17(2):59-63, 2021
田中裕二、鈴木はる江:道化師のコメディ動画視聴が心身に及ぼす効果の検証, 心身健康科学, 17(2):50-58, 2021
菊池大典、鈴木はる江:訪問リハビリテーションに従事する作業療法士の職業性ストレスに関する研究、心身健康科学, 16(1):15-22, 2020
Hotta H,Suzuki H, Inoue T, Stewart M: Involvement of the basal nucleus of Meynert on regional cerebral cortical vasodilation associated with masticatory muscle activity in rats. J Cereb Blood Flow Metab, 40(12): 2416-2428, 2020
河合克尚, 鈴木はる江, 庄子和夫:血液透析患者の身体活動量と関連要因-心身健康科学の視点から-,心身健康科学, 15(2):94-107, 2019
田中優希、鈴木はる江、朴峠周子、丸井英二、庄子和夫:看護大学生とボート部大学生のインフルエンザ予防行動に関連するインフルエンザ予防知識と心理的要因の探索,心身健康科学, 15(1):24-36, 2019
Iimura K, Suzuki H, Hotta H: Thyroxin and calcitonin secretion into thyroid venous blood is regulated by pharyngeal mechanical stimulation in anesthetized rats, J Physiol Sci, https://doi.org/10.1007/s12576-019-00691-8, 2019
【著書】
- 『かがやく生き方心身健康科学第3版』(共著、人間総合科学大学、紀伊国屋書店、2020)
- 『人体の構造と機能及び疾病(武田 ら編)、15章健康と健康増進の理解』(共著、医歯薬出版、2019)
- 『心身一如の科学』(共著、人間総合科学大学、2018)
所属学会
日本自律神経学会評議員,日本生理学会評議員,日本心身健康科学会会長