Knowledge for Well-being

教員一覧

井上 紗奈

准教授

井上 紗奈 (いのうえ さな)

担当科目

  • 学習のしくみ
  • 人間の発達とこころ
  • こころの科学と実験-個人
  • こころの科学と実験-集団
  • ヒューマンー文化・社会といのちのつながり
  • ヒト・人間の発達
  • 人間総合科学の探究Ⅰ・Ⅱ
  • 人間総合科学の理解Ⅰ・Ⅱ

メッセージ

心身健康科学科では、「こころ」「からだ」「環境・社会」を総合的に学びます。学問は多領域が重なり関係しあっており、多角的な研究アプローチが可能です。
私は比較認知科学を専門として、食認知や高齢者認知、動物認知など様々な研究テーマを扱っています。
幅広い知見を得ることで学びを深めましょう。

教育方法に関して大切にしていること

学生の主体的な学びを重視しています。まだまだ私自身が勉強中ではありますが、座学であっても、学生の学ぶ意欲を掻き立てるような講義を心掛けたいと考えています。

学生さんからの評価に対して

忌憚のない意見をお待ちしています。皆さんからのフィードバックは、講義をよりよくするための糧となります。学生のよりよい学習・研究環境を作るために、ぜひご協力いただければ幸いです。

その他

主な経歴

  • 京都大学霊長類研究所教務補佐員
  • 株式会社林原類人猿研究センター研究員
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品総合研究所特別研究員
  • 甲南女子大学人間科学部准教授
  • 立命館大学BKC社系研究機構准教授を経て現職

学歴

千葉大学大学院文学研究科人文科学専攻修士課程修了 修士(文学)、博士(理学、京都大学)

論文・学会発表・著書・メディア

【論文】

井上紗奈, 駒﨑 掲, 上田 朋佳, 鎌谷 かおる, 和田 有史, 渡邊 淳司. (2024). 触覚テーブルを利用した“調理動作の質感”の伝送. 立命館食科学研究, 9, 79-87.

井上紗奈, 野間 春生, 渡邊 淳司, 和田 有史. (2024). 食のウェルビーイングを考えるスマートカトラリー・ワークショップの実施. 立命館食科学研究, 9, 89-95.

井上紗奈, 上田 朋佳, 駒﨑 掲, 鎌谷 かおる, 和田 有史, 渡邊 淳司. (2023). 遠隔触覚伝送による親子間での家庭料理伝承の検討. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌, 28(1), 27-30.

井上紗奈, 佐伯勇. (2022). 地域高齢者対象の褒める健康診断「よいとこ健診」における認知機能検査の実施と参加者意識調査. 日本認知症予防学会誌, 12, 142-144.

井上紗奈.(2022). ヒトにおける認知の進化的基盤を探る:アカエリマキキツネザル・クロシロエリマキキツネザル. 人間総合科学大学紀要, 42, 11-14.

Inoue, S., Watanabe, J., & Wada, Y. (2022). Subjective health awareness and sensory ability of taste and olfaction: A case study of a health promotion class for older people. Plos one, 17(10), e0275093.

井上紗奈, 渡邊淳司, 和田有史. (2022).食生活の充実へ向けた食のDXアプローチ. 立命館食科学研究, 7, 331-339.

井上紗奈, 本田秀仁, 森数馬, 山本(前田)万里, 椎名武夫, 曲山幸生, 永井成美,和田有史. (2018). “科学的” 情報はどのように理解されるのか?―食品の機能性理解と認知特性の個人差を視点とした分析. 認知科学, 25(1), 7-25.

【著書】

  • 『世界で一番美しいサルの図鑑』(共著 エクスナレッジ 2017)
  • 『人間とは何か‐チンパンジー研究から見えてきたこと』(共著 岩波書店 2010)

所属学会

日本心身健康科学会、日本心理学会、日本認知症予防学会、日本動物心理学会、日本動物行動学会、日本霊長類学会、国際霊長類学会、マダガスカル研究懇談会

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