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学びの組織的な支援

本学では心身健康科学科において学生ごとに、健康栄養学科、リハビリテーション学科においては学年毎に担任制が設けられている。また看護学科では学年担任およびグループ担任を配置している。また担任を中心にオフィスアワーが設けられており、生活面や学習面における相談から就職相談にいたる個々の支援を行っている。

  1. 担任制
    本学では、全学科を通じて「担任制」が導入されている。この制度は、学習支援や履修に関するサポート、大学生活に関するサポートをはじめ、休学・退学、授業料について、および資格試験等への対応相談など担任教員から助言・支援を受けることができる制度である。

  2. オフィスアワー
    全学を通して定期的に(学習支援のための)「オフィスアワー」を開き、日常の授業内容の学習相談のほか卒業研究の研究指導、キャリアアップや資格取得のためのプログラムの紹介や就職支援までを個別に行なっている。特に通信教育課程の心身健康科学科では、通常インターネット授業とテキスト履修を中心に科目履修が進められるため、蓮田キャンパス、東京サテライトの両キャンパスでおこなわれる個別面談には多数の学生が参加する。

人間科学部 心身健康科学科

心身健康科学科では、入学と同時に学生一人ひとりに担任教員がつき、本学での学修全般にわたり指導と相談を行っている。また、4年次には「総合演習」において、「人間総合科学の探究」を選択した各学生にはテーマに応じた指導教員が配置されている。いずれの場合も、Uhas@Myキャンパスで随時やり取りが行われたり、教員と直接面談をしたりすることにより支援が行われている。また、通信制でありながらオフィスアワーも設定されており、学生は来学したり、電話等で指導を受けることができる。

人間科学部

健康栄養学科では、クラス担任が学生一人ひとりの履修科目や出欠席また単位取得状況など学習状況と、生活面での環境を把握し、学生の個性に合わせた適切な学修支援、学修相談を行なっている。担任は、必要に応じて、保護者面談、三者面談行うが、この制度によって、入学から卒業・就職までのトータルな支援が行なわれる。またクラス担任を中心に、HRの実施(前期ガイダンス・後期ガイダンス・随時)も実施されている。またオフィスアワーも定期的に行われ、その際、担任への相談だけではなく、授業については科目の担当教員に直接質問や相談をすることができる。

保健医療学部

保健医療学部の担任制は、看護学科では、学生6名に対して教員1名の「グループ担任」制をひき、リハビリテーション学科では、30名から40名の学生に対して教員が1・2名の「クラス担任」制となっている。

看護学科では、学生一人ひとりの履修科目や出欠席また単位取得状況など学習状況と、生活面での環境を把握し、学生の個性に合わせた適切な学修支援、学修相談を行なうために、学年担任をそのまま維持し、ほかに学生6名を担当するグル-プ担任制度を設け、より細かく個別の教育指導に当たっている。 

リハビリテーション学科(理学療法学専攻・義肢装具学専攻)では,学年担任を学年毎におき、学生からの学習だけでなく相談等も含め対応を行っている。理学療法学専攻では年2回前期と後期に各教員と学生が面談を行っている。

またオフィスアワーも定期的に実施され、担任への相談や科目担当への質問などが行われており、また学生の問題点については、担任、各教員にスーパーバイザーとして学科長、専攻主任が専攻ごとに協議を行うとともに、学生の学修状況は、学科会議、専攻会議で共有され、より有効な学生支援を実現する体制が組まれている。