中途退学防止
人間科学部 心身健康科学科
心身健康科学科にあっては、通信制教育課程であるにもかかわらず、入学と同時に学生一人ひとりに担任教員がつくことになっている。担任教員は学生より学修に関する全般的な相談を受け、支援することにより、学修困難による中途退学を防止している。また、4年次の「卒業研究」においては、研究テーマに応じた指導教員がついて、指導・相談に努め、卒業までの道筋の円滑化を図っている。このように在籍期間のすべてにわたり、教員が学生に対していわばオーダーメイドな支援を行って、中途退学防止に力を注いでいる。
人間科学部
健康栄養学科の中途退学防止は、担任制を基礎に、学生・保護者との信頼関係を構築する相談体制の拡充を図り、本人面談にはじまり、保護者面談そして三者面談とステップを踏んで行われる。特に3年次における保護者面談では「進級・卒業について」「国家試験対策について」「就職対策について」といったテーマについて説明がなされ、個別の保護者面談も実施している。
これらの対策は、学科会議内での学生情報を共有し、個々の学生の学修行動・生活行動(授業出欠席管理としての担任および担当科目教員との情報共有)などを踏まえた指導体制の元で形成されている。
保健医療学部
保健医療学部では、看護学科で学生約6名に対しての「グループ担任制」を採用している。リハビリテーション学科では、理学療法学専攻1学年(40名)に対して教員2名、義肢装具学専攻1学年(30名)に対して教員1名の担任を配している。担任は、学生の学校生活を学習面から生活面までをサポートしているが、年間数回、定期的に個別面談を実施し、学修状況、生活状況や心理状況を把握し、相談に対する指導を実施することで、一程の退学防止対策効果を上げている。中途退学防止策を行なっている。また、就職支援を目的に行われる保護者会なども中途退学防止のためのシステムとして有効な活用をしている。
また学生と教員と職員の情報交換ツールとして、インターネットを活用した「UHAS@My キャンパス」が用意されており,学習支援とともに中途退学防止のためのツールとして、学生へのアドバイスなどに活用されている。