准教授
藤田 益伸 (ふじた よしのぶ)
担当科目
- 「総合演習(人間総合科学の探究・理解)」
- コミュニケ―ション入門
- チームワーク論
- ヘルスデータ計測ベーシック
メッセージ
大学で心理学を学んだ後、高齢者施設での介護職・相談員やコミュニティワーカー等の福祉の仕事に従事しました。研究を通して根拠を示し社会福祉の諸課題(環境と社会)の改善を働きかけていく、アクションリサーチに取り組んでいます。
コロナ禍と大学生のメンタルヘルスの調査を行う中で、多くの若者が社会に大事にされている実感を持てないことが判明しました。社会福祉に携わった者として、学生自らが自己肯定感を持てるように学習面を中心に包括的な教育・支援を行い、学生生活を充実できるよう応援したいと考えています。
教育方法に関して大切にしていること
学生一人ひとりの学びの動機や目的は異なり、仕事や人間関係の悩みなどの生活上の課題もまた学習の進捗状況に影響を与えるものと捉えています。学生自身がどんな自分になりたいか、そのために何を学ぶかといった学習目標を明確にできるようサポートし、学生の個別性に配慮した教育を展開していく所存です。
学生さんからの評価に対して
本学での評価はまだですが、頂いた評価、コメントには真摯に応えていきます。
その他
飼っている柴犬との時間を大切にしています。
ティーチングポートフォリオ
主な経歴
- 姫路日ノ本短期大学 非常勤講師
- 近畿大学豊岡短期大学通信教育部 非常勤講師
- 岡山大学文学部 非常勤講師
- 徳島文理大学保健福祉学部 講師
- 神戸医療福祉大学 社会福祉学部 講師・准教授
学歴
岡山大学文学部 卒業
岡山大学大学院文学研究科 修了
岡山大学大学院社会文化科学研究科 修了
博士(文化科学)
論文・学会発表・著書・メディア
【論文】
藤田益伸. (2024). 弱さと共にいること. 社会と災害文化研究所所報 1,15-23.
Noda,T., Nagaura,H., Fujita,Y., Tsutsumi,T. (2022). Research on the relationship between mental health, addictive behavior, and lifestyle changes in Japanese university and graduate students during the COVID-19 pandemic : Impact of adverse childhood experiences. Japanese Journal of Alcohol Study & Drug Dependence 57(6), 264-279.
Noda,T., Nagaura,H., Tsutsumi,T., Fujita,Y., Asao,Y., et al. (2021). A cross-sectional study of the psychological impact of the COVID-19 pandemic on undergraduate and graduate students in Japan. Journal of Affective Disorders Reports, 6:100282
Fujita,Y., Shima,H.(2019). Self-effiacy and related factors in caregivers affecting the care burden for elderly people with dementia. Journal of Tokushima National Hospital, 10:1-8.
藤田益伸(2016). 在宅ケアにおける連携リフレクション尺度の作成. ホスピスケアと在宅ケア, 24(2):92-99.
【著書】
- 心理学検定 専門用語&人名辞典 (共著、実務教育出版 2023)
- 『そのままの心で、ともにいる力』(共著 、学術研究出版、2022)
- 『実践!健康心理学-シナリオで学ぶ健康増進と疾病予防-』(共著、北大路書房、2022年)
- 『居宅介護と変容する家族像をさぐる 「ホームホスピス」への取り組みを手がかりとして 』(共著、北海道大学出版会、2021)
- 『教育・福祉関係者のための児童虐待と障害者虐待 基礎編』(共著、ジアース教育新社、2019)
所属学会
日本心身健康科学会、日本ホスピス・在宅ケア研究会、日本心理学会、日本健康心理学、日本行動分析学会、福祉社会学会、日本アルコール・アディクション医学会