AI・データ活用リテラシープログラム
【文部科学省認定プログラム】AI・データ活用リテラシープログラム
人間総合科学大学では令和3年度より、全学部の学生を対象としたリテラシーレベルの数理・データサイエンス・Ai教育プログラム「AI・データ活用リテラシープログラム」を開講しています。 本プログラムは文部科学省「数理・データサイエンスAI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に認定されています。
対象学生
人間科学部 保健医療学部 に在籍する全ての正科生
当該教育プログラムおいて身に付けることができる能力
- 健康・食・栄養分野でのAIやデータ利活用の現状理解し、どのように課題解決に寄与しているかを説明することができる。
- 様々な分野でのAIやデータサイエンスの利活用を知り、健康・食・栄養分野でのデータ利活用に応用し新たな価値を創出することを説明できる。
- AIやデータサイエンス技術やツールの限界や利活用の留意事項を説明できる。
修了要件
本学のディプロマポリシーに掲げてある「社会貢献に必要な、問題解決能力、チームワーク力、 リーダーシップ能力、プレゼンテーション能力、AI・データサイエンス(リテラシーレベル)の基礎力」の要件目的に沿って、デジタル社会における「読み・書き・そろばん」に相当する「AI・データ活⽤」の基礎知識と健康・ヘルスフード分野における実社会での活用事例を習得するためのAI・データサイエンスのリテラシー必修科目です。 この科目群の修了要件として、AI・データサイエンスの意義と基本的な知識や活用法を理解しデータ活用の手法と統計的分析⼿法について学びます。また以下のそれぞれの科目で、実社会におけるAI・データ活用の事例を紹介しデータ活用の重要性への理解を促し、データの収集・整理から「見える化」や統計的な分析手法について習得します。
プログラムを構成する「下記対象科目」の全て人間科学部(5単位)保健医療学部(3単位)を取得すること。
カリキュラムマップへリンク
【人間科学部】
心身健康科学科
健康栄養学科
ヘルスフードサイエンス学科
【保健医療学部】
看護学科
リハビリテーション学科 理学療法学専攻
リハビリテーション学科 義肢装具学専攻
終了時には、オープンバッジ(デジタル証明書)を発行。
対象科目
対象科目の授業方法
オンラインと対面でのハイブリット授業、ディスカッションを中心にした演習、反転授業(授業の前に各自で事前学習(予習)を行って知識を習得し、授業中は主に演習を行う形式)を組み合わせて行う。
本学の授業内容
人間理解及び心身の健康の理解を基盤にした本学のプログラム構成
本学では、その建学の精神の中に「人間の総合理解」を掲げ、全学必修の「コア科目」としてヒューマン(人間を統合的に理解する科目)と「心身健康科学(生命・人間・健康の仕組みとして「こころ」と「からだ」の相関性を探求する科目を配している)」
対象科目の授業内容
健康・食・栄養分野を中心にAI活用がどのように進行しているかを、動画による事例で紹介します。また次世代の社会人として、自らがデータを扱うことも想定し、適切なデータを収集する手法、それらのデータを適切に活用する手法、そしてそれらのデータを分析するための基本的な手法について、その入り口を概観します。 さらにAI普及に伴う社会で求められる次世代の⼈的要件を、健康・食・栄養に係る事例のディスカッションを通して考察を深め、この分野でのAIと⾃⾝⾃⾝の関わりについて⾃覚を促す⼊⾨講座です。
Sciety5.0の到来という時代背景を見据え 「ディプロマ・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」を改編
2020年度、本学では、人間総合科学大学の3つのポリシーの見直しを行い、近い将来訪れる科学と技術の急速な進歩と、Sciety5.0の到来という時代背景を見据え、「ディプロマ・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」を策定した。
人間総合科学大学
1)ディプロマ・ポリシー
人間総合科学大学は、建学の精神・教育理念に基づき、科学的能力と実践的能力を統合し、以下のような能力と資 質を身につけ、所定の単位を修得した学生に対して、卒業を認定し、学位を授与する。
1.全学共通のコア科目を通したリベラルアーツ教育
・現実社会を「よりよく生きる」ための、洞察力、共感力、創造力、表現力、自己教育力、生涯学ぼうとする意欲、豊かな人間性
・社会からの「自立」と他者との「共生」に必要な社会的責任感、異文化理解、情報処理力、自己実現力、他者への思いやり、コミュニケ―ション力などの資質
2.専攻する学部・学科の専門科目を通した医療・健康・食・栄養の専門職教育
・専門職としての、専門的な知識・技能を体系的に修得
・社会貢献に必要な、問題解決能力、チームワーク力、リーダーシップ能力、プレゼンテーション能力、AI・データサイエンス(リテラシーレベル)の基礎力
2)カリキュラム・ポリシー
人間総合科学大学は、次の方針に基づいて教育課程を編成する。
1.専門的知識・技能と物事に対する幅広い視点や理解を得る
2.人間に係る科学を学際的に統合し、人間の総合的理解、心身の相関性の理解を現代社会に応用できる能力を得る
3.様々な専門知識を統合し、自身や社会、職業上の問題関心と関連付けて問題解決を図る能力を得る
4.多様な学習経験・方法を通じて、専門的職業人および社会の一員として、自立と共生のこころを培う
5.現代社会、企業で活かすことのできる、AI・データサイエンスの基礎力(リテラシーレベル)を得る
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特に、生活者の健康に最も関連の深い食・栄養の専門職を育成する健康栄養学科(AI・データ活用のできる管理栄養士養成)、ヘルスフードサイエンス学科(AI・データ活用を食ビジネスに応用する食の専門職・栄養士養成)のプログラムを設定すべく「ディプロマ・ポリシー」「カリキュラム・ポリシー」を策定した。