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大学による地域の課題解決・活性化支援事業(さいたま市)

大学による地域の課題解決・活性化支援事業(さいたま市)

人間総合科学大学では、地域の課題などを解決するため、さいたま市との連携強化を進めています。
大学による地域の課題解決活性化事業の取り組みを紹介いたします。

  • 2023年度

    ヘルスフードサイエンス学科

    さいたま市商工会、市内外食業者、市内農家と連携し、市民への市内産食材ならびに農業への関心、食品ロス低減の関心を得ることを目的とした事業として、さいたま市「大学による地域の課題解決・活性化支援事業」として申請を行い、採択されました。

    事業名:さいたま市産食材地産地消健幸メニューの開発

    【実施期間】

     

    20236月 ~ 2023年3

     

    【事業の内容】

     

    本学の学生が、さいたま市並びに埼玉県内の特産品を調べ、参加企業の企業理念・特徴・商品(メニュー)・顧客層等をよく理解したうえで、学内での試作、選抜後、レシピを店舗へ対面またはオンラインで提案した。

    参加企業により選ばれた試作品を学生も協働しブラッシュアップしたのち、協力店舗にて、下記販売期間で店舗にてテスト販売を行った。一部野菜に関しては、さいたま商工会の協力によりさいたま市内の農園より仕入れを行った。

    共同開発品の告知は、店頭チラシ、店頭POP、本学ならびに当該店舗SNS、ラジオによる告知を行った。  

    共同開発製品は一連の事業に関し、本学教職員、管理栄養士、会議所職員がサポートを行った。

     

    協力農園、当該農園からの仕入れ野菜

     農園名:野本農園

         埼玉県さいたま市見沼区東門前466

     仕入れ野菜:小松菜、人参、ほうれん草、さつまいも、じゃがいも

     

    メニュー販売協力店舗、テスト販売期間、販売場所

      WAベーグル

    埼玉県さいたま市南区神明1丁目10―15

    メゾン・ド・コリアン1F

    販売期間:2024年2月7日~現在

    (2024年4月終了予定)

    販売場所:同店店頭にて

     

      台湾惣菜モモゾノ弁当

     埼玉県さいたま市見沼区南中野454―17

    販売期間:2024年2月8日~現在

    (2024年3月9日終了予定)

    販売場所:同店店頭、大宮高島屋地下1階わくわく広場

     

      Open Kitchen然

     埼玉県さいたま市浦和区中町4丁目4―10

    販売期間:2024年2月19日〜現在

     (2024年3月12日終了予定)

    販売場所:同店舗(テイクアウトも可能)

     

     

    【事業実施後の効果】

    ラジオ,本学並びに協力店舗のSNSによる情報発信により本事業の取り組み、市内農産物、当該商品の告知を広く行うことができた。

    ・ラジオによる情報発信

      FM NACK5 「GOGOMONZ」

    ・本学各種SNS

       Instagram:https://www.instagram.com/uhasj2000/

       X(旧Twitter):https://twitter.com/uhasjapan

     ・Blog:https://blog.human.ac.jp/

     ・協力店舗SNS

     ・WAベーグル

      Instagram : https://www.instagram.com/wabagel

       ・台湾惣菜モモゾノ弁当

      Instagram:https://www.instagram.com/momozono0819

     ・Open kitchen然

      Instagram:https://www.instagram.com/urawa_zen

     

    ・配布チラシ、店頭POPに当該商品で使用した農産物の紹介(別添:成果物参照)を添付したことで、地元食材への興味を得ることができた。

    ・本学学生を「食・栄養・健康」に関するスペシャリストに養成することに繋がった。

    ・本活動が、企業、大学が一体となった取りとしてモデル化することで、市民の「健康」への関心が高まるとともに、新たな情報発信インフラにより、市民のQOL向上、地元食材への関心を得ることに繋がった。

     

    【リンク先】

     

     

    健康栄養学科

    健康栄養学科の学生がさいたま市行革推進部環境局と連携し、食品ロス削減を目的として、さいたま市「食品ロスを解決するための食育実践事業」として申請を行い、採択されました。

    事業名:食品ロスを解決するための食育実践事業(美味しいパンで食品ロス対策プロジェクト)

    【実施期間】

    20236月~20242

     

    【事業の内容】

    さいたま市行革推進部環境局のお力添えにより規格外梨をご提供いただき、岩槻区のMIYATA BAGELさんにご指導いただきながら規格外の梨を用いたベーグルの開発を行った。また、廃棄されることの多いおから、根菜類などの野菜を用いたベーグルにおいても考案した。6月~9月に試作・試食会を重ね、10月28日に開催された人間総合科学大学“食彩祭”に出店し、来場者の方にベーグルの嗜好調査および食品ロス対策の展示を行った。

     

    【事業の効果】

    食品ロス対策を目的としたベーグルのレシピを考案した学生達は、さいたま市の特産物である梨の品種や規格外野菜・果物などの現状を知り、またベーグルの作り方についても知ることができた。また、実際に販売することの難しさも目の当たりし、管理栄養士として社会に出る前の良い勉強となった。食彩祭にてベーグルを購入していただいた方からは、各種ベーグルは好評であり、同時に食品ロス対策の掲示をしたことで、食品ロス対策の啓蒙活動にもつながった。

     

    【リンク先】

     

    健康栄養学科

    健康栄養学科の学生が子ども食堂の運営をサポートするために、さいたま市「インカレサークルによる「子ども食堂」サポート 」として申請を行い、採択されました。

    事業名:インカレサークルによる「子ども食堂」サポート

    【実施期間】

    20236月~20242

     

    【事業の内容】

    インカレサークルの設立については、大学コンソーシアムさいたまに依頼し、さいたま市内にある子ども食堂において子ども食堂の運営者と利用者の保護者にアンケート調査を行い、子ども食堂に寄付される食材の把握と、利用者の嗜好調査結果から栄養面にも配慮した献立を作成して提供した。また、子ども食堂を利用する幅広い年齢層に対応した食育支援を検討した。

     

    【事業の効果】

    インカレサークルの設立については、大学コンソーシアムさいたまを今年度担当されている埼玉大学に概要を説明し、設および運営についてご快諾いただいた。また、さいたま市内の子ども食堂のボランティアを兼ねて、子ども食堂の状況を把握し、子ども食堂の利用者の方に好まれる献立を作成し、運営者様の負担軽減につなげることができた。さらに、子ども食堂を活用した食育活動を提供するために、人間総合科学大学“食彩祭”において、「野菜スタンプ」を実施し、多くの来場者が参加し、野菜の特徴を知ってもらい、野菜に親しみを持ってもらうことができた。これらの事業については、「第12回学生政策提案フォーラムinさいたま」において発表し、最優秀賞を受賞している。

     

    【リンク先】

  • 2022年度

    ヘルスフードサイエンス学科

    ヘルスフードサイエンス学科の学生がさいたま商工会議所と連携し、家庭での美味しい健康食開発のために必要な情報をweb上で発信することにより、家庭での食を通じた健康維持・増進を目指すことを目的として、さいたま市「大学による地域の課題解決・活性化支援事業」として申請を行い、採択されました。

    事業名:さいたま健康増進プロジェクト

    【実施期間】
    2022年6月~2023年3月

    【事業の内容】

    1.テイクアウト可能な適塩店舗メニュー・製品の開発・販売
    新型コロナウイルスによる外食産業、消費者への影響ならびに市民への健康増進を考慮し、テイクアウトも可能なナトカリ調味料を使用した適塩メニューを共同開発し、販売した。

    2.24時間購入可能な適塩冷凍餃子の開発・販売
      新型コロナウイルスによる外食産業、消費者への影響ならびに市民への健康増進を考慮し、24時間販売が可能な適塩冷凍餃子を共同開発し、販売した。

    3.低糖類和菓子の開発、販売
    新型コロナウイルスによる外食産業、消費者への影響、市民への健康増進を考慮し、糖アルコール(エリスリトール)、食物繊維(寒天、果物など)を利用し、従来製品より糖類を抑えた低糖類和菓子の開発、販売を行った。

    4,積極的な情報発信
     本学各種SNSによる情報発信をメインに行った。
     Instagram:https://www.instagram.com/uhasj2000/
     Twitter:https://twitter.com/uhasjapan
     Blog:https://blog.human.ac.jp/

     またTV,ラジオ、新聞において本事業の取材申し込みがあったため、それらを積極的に引き受け本事業の発信に努めた。

    ■低糖類和菓子開発に関する取材
    ①TV
      放映日 2022年10月26日
      番組名 NHK「あさイチ」内「分子調理」のコーナー
     
    写真①「あさイチ」取材風景 撮影日:10月12日 本学にて

    ②新聞
    新聞名:埼玉新聞
      掲載日:3/15

    写真②埼玉新聞による取材風景 撮影日:2023年3月5日 にぎわい交流館いわつきにて

    ■適塩製品に関する取材
    ・ラジオ
      放送日:2023年2月28日(火)
      番組:FM NACK5 15:50-15:55

    写真③ NACK5取材風景 撮影日:2023年2月28日 イタリアンレストラン ピノキオにて

    【事業の効果】

    ・情報発信により本事業の取り組み、例年に比べ当該商品の告知を広く行うことができた。
    ・購入後アンケート結果から「大学生が販売していた」という点が良かった。
    ・市民の食生活習慣改善による健康増進、健康寿命の延伸に貢献できた。
    ・24時間販売可能な商品を開発したことで、消費者が適塩商品を継続的に利用することが可能となった。
    ・本学学生を「食・栄養・健康」に関するスペシャリストに養成することに繋がった。
    ・本活動が、企業、大学が一体となった取り組みとしてモデル化することで、市民の「健康」への関心が高まるとともに、新たな情報発信インフラにより、市民のQOL向上、新たな中食産業創出に繋がった。
    ・新型コロナウイルスにより苦戦する飲食店の来店動機創出に繋がった。

    【リンク先】

     

    健康栄養学科

    健康栄養学科の学生がさいたま市保健福祉局保健部健康増進課と連携し、食品ロス削減対策を目的として、さいたま市「食品ロスを解決するための食育実践事業」として申請を行い、採択されました。

    事業名:食品ロスを解決するための食育実践事業(食育を実践しようプロジェクト)

    【実施期間】
    2022年6月~2023年3月

    【事業の内容】

    さいたま市保健福祉局保健部健康増進課の職員の方々とともに、6月~9月に食品ロス対策を目的とした、スープおよびお菓子のレシピを考案し、①10月に開催された「食品ロス対策全国大会inさいたま」において考案したレシピの配布および食品ロス対策に関する掲示物を掲示した。②2月にさいたま市内の2つの保育園に考案したお菓子を園児に提供し、さいたま市内のすべての保育園の保護者に、学生が考案したレシピを配布した。

    【事業の効果】

    食品ロス対策を目的としたレシピを考案した学生達は、SDGsについても掘り下げて関心を抱くようになった。「食品ロス対策全国大会inさいたま」に来場された方々や、他のブースに出展された方々と意見交換をすることで、双方の視野を広げ、様々な情報を得ることができた。保育園においては、食品ロスについて園児に知ってもらう機会となり
    保護者にはあらためて認識していただく機会となった。

    【リンク先】

     

  • 2021年度

    ヘルスフードサイエンス学科の学生がさいたま商工会議所と連携し、家庭での美味しい健康食開発のために必要な情報をweb上で発信することにより、家庭での食を通じた健康維持・増進を目指すことを目的として、さいたま市「大学による地域の課題解決・活性化支援事業」として申請を行い、採択されました。

     

    事業名:さいたま健康増進プロジェクト

    【実施期間】
    2021年6月~2022年3月
    【現状と課題】
    「食・栄養」を取り巻く状況は、①少子高齢化の進展への対応、②食生活の変化と生活習慣病への対応など、多くの課題がある。1日の食塩摂取の目標は男性が8g未満、女性が7g未満とされているが、さいたま市においては、市民の食塩摂取量は男性12.5g、女性11.0g(平成25年度さいたま市特定健康診査集計結果報告書)であり、目標値及び全国の平均値より上回っている。
    また、新型コロナウイルスの影響により、未だ中食ならびに家庭内での食事機会需要は高い。そのため、家庭での調理技術の向上のための情報発信やテイクアウト等の中食産業と連携した食生活改善の取組みも引き続き重要である。
    【事業の目的】
    少子高齢化社会における重要な位置付である、21世紀における第2次国民健康づくり(健康日本21(第2次))の事業を推進し、食品関連産業を「食・栄養」からトータルヘルスケアに貢献する新たな産業に発展拡大させる人材育成を目的とする。
    本学と包括協定を結んでいるさいたま商工会議所と連携し、市民の健康増進、生活支援の一環として、「さいたま健康増進プロジェクト88」による適塩食生活を目指した生活習慣の改善・定着を推進し、さいたま市における生活習慣病やフレイル予防を支援する。
    【事業の内容】
    昨年までの取組みを継続し、減塩効果が高いナトカリ塩、ナトカリ醤油、ナトカリ味噌、食物繊維等を使用した外食・中食商品及び家庭料理レシピの開発ならびに、昨年度立ち上げた一般市民向けの情報発信サイト(※1)の、適塩と健康についての解説、適塩調味料・食材・製品、適塩に役立つ調理方法について追加、改善を行う。また本年度の新たな取り組みとして、適塩調味料を使用した商品等を取り扱っているさいたま市内の店舗紹介をサイトコンテンツに追加することで、市民への健康効果ならびに地域飲食事業の活性化を目指す。
    【開発方法】
    本学の学生が参加企業の企業理念・特徴・商品(メニュー)・顧客層等をよく理解したうえで、適塩食レシピを提案する。参加企業により選ばれた試作品を学生も協働しブラッシュアップしたのち、モデル販売(消費者アンケート含)を行う。本学教員、管理栄養士、会議所職員がサポートする。
    【事業の効果】
    ・市民の食生活習慣改善による健康増進、健康寿命の延伸に貢献できる
    ・オンラインによる健康情報発信のインフラ整備が整うことで市民の健康増進に寄与できる
    ・本学学生を「食・栄養・健康」に関するスペシャリストに養成することに繋がる
    ・本活動が、企業、大学が一体となった取り組みとしてモデル化することで、市民の「健康」への関心が高まるとともに、新たな情報発信インフラにより、市民のQOL向上、新たな中食産業創出に繋がる
    ・コロナにより苦戦する飲食店の来店動機創出に繋がる
    【リンク先】

  • 2020年度

    ヘルスフードサイエンス学科の学生がさいたま商工会議所と連携し、家庭での美味しい健康食開発のために必要な情報をweb上で発信することにより、家庭での食を通じた健康維持・増進を目指すことを目的として、さいたま市「大学による地域の課題解決・活性化支援事業」として申請を行い、採択されました。

     

    事業名:中食を活用した家庭での「おいしい!健康食」開発による地域活性化事業

    【実施期間】
    2020年6月~2021年3月
    【事業の目的】
    家庭での美味しい健康食開発のために必要な情報をweb上で発信することにより、家庭での食を通じた健康維持・増進を目指すことを目的とする。また、来店客の減少に苦しむ飲食店活性化の一助として美味しい健康中食メニューの開発を行い、家庭での食事との組合せによる豊かな食の提案を目的とする。更には、本学と包括協定を結んでいるさいたま商工会議所及び企業と連携し、トータルヘルスケアを目指した新たな食品産業の発展・拡大に貢献できる人材の育成をすることにも注力する。
    今年度からは、従来の活動を踏まえつつ、新型コロナウイルス感染拡大対策による外出自粛に伴う食行動の変化に対応するため、家庭での美味しい健康食の開発を目的とする。具体的には、一般市民向けの情報発信サイト、企業の健康経営の食情報サイトとして【家庭での「おいしい!健康食」ナビ(仮名)】を立ち上げ、適塩だけではなく脂質や糖質の適量摂取に役立つ調理方法、食材・調味料・中食食品、簡単便利な家庭食メニュー等の情報発信を行う。
    更には、地域外食産業の活性化を目指し、健康に配慮した美味しい弁当や総菜等のいわゆる中食メニューの開発に取組み、家庭での調理(弁当食)との組合せによる健康維持・増進を図る
    【開発方法】
    本学の学生が参加飲食店の企業理念・特徴・商品(メニュー)・顧客層等をよく理解したうえで、健康中食メニューを提案する。
    参加企業により選ばれた試作品を学生も協働しブラッシュアップしたのち、モデル販売(含、消費者アンケート)を行う。本学教員、管理栄養士、会議所職員がサポートする。
    【事業の効果】
    ・市民の食習慣改善による健康増進、健康寿命の延伸に貢献できる
    ・オンラインによる健康情報発信のインフラ整備が整うことで市民の健康増進に寄与できる
    ・本学学生を「食・栄養・健康」に関するスペシャリストに養成することに繋がる
    ・本活動が、企業、大学が一体となった取り組みとしてモデル化することで、市民の「健康」への関心が高まるとともに、新たな情報発信インフラにより、市民のQOL向上、新たな中食産業創出に繋がる
    【リンク先】

     

    健幸テイクアウトメニュー

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