宮澤　拓 （みやざわ　たく）

人の身体に関わる仕事が数多くある中で、理学療法士という職業に興味を持ったみなさんはどのような点に魅力を感じたのでしょうか。理学療法士であることのアイデンティティはヒトの身体構造と運動のメカニズムについて理解した上で対象者と関わりあうことです。自身の研鑽した技術や知識が対象者の回復につながり、その喜びを共有できることは代え難い経験になると思います。理学療法士が活躍するフィールドは広がる中で、どの分野に進んでも必要とされる人材になれるように、知識・技術の習得をサポートしていきたいと思います。ぜひ本学で一緒に学び成長しましょう。

理学療法学専攻のディプロマポリシーにもあるように、「生涯にわたり自ら学び続ける素養と意思」が理学療法士としての成長につながると考えのもと、医学的な基礎知識を土台にして、自ら考え、推論を立てることで更なる知識を習得することを目指しています。そのため担当する「理学療法評価学」では、障害の捉え方やその客観的な評価方法に関して、方法論の暗記でなくそのメカニズムを理解できるような講義を大切にしていきます。「理学療法評価学演習Ⅰ」では、机上の知識をいかに臨床で対象者を前にして実践するかということを想定することで、臨床に出てからも自ら考え知識と技術をブラッシュアップしていける能力の獲得を目指しています。

昨年度から着任いたしました。現場で成長し、活躍できる理学療法士を目指すための学修をサポートできるよう、教育活動に当たってまります。

趣味　キャンプ・料理
将来の夢　田舎暮らし

ティーチングポートフォリオ

• 医療法人光仁会　春日部厚生病院
• 医療法人社団彩悠会　上尾二ツ宮クリニック
• 同　はすだセントラルクリニック

埼玉県立大学　保健医療福祉学部　理学療法学科
埼玉県立大学大学院　保健医療福祉研究科　リハビリテーション学専攻（修士）

立位姿勢制御における脊柱の動態の解析. 宮澤拓、日本スポーツリハビリテーション学会誌6(1) 1-7　2017年

片麻痺患者の立位姿勢制御における多関節協調性パタンの変化と不安定性の評価. 宮澤拓,平田恵介,塙大樹,国分貴徳,渡邉孝志,金村尚彦. リハビリテーション医学研究財団 研究論文集 21(1) 122-128 2018年

思春期側弯症に対する運動療法の有効性. 宮澤拓, 斎藤雅史, 吉澤慎太, 石橋未奈, 市川智也, 小越悠行, 熊谷森, 平塚民子, 小田切愛, 石橋俊郎.　日本スポーツリハビリテーション学会誌　9(1) 13-19　2020年

日本理学療法士協会
日本スポーツリハビリテーション学会
国際リハビリテーション医学会