Knowledge for Well-being

IR(インスティテューショナル・リサーチ)室

IR(インスティテューショナル・リサーチ)室の活動について

IR室の目的

 人間総合科学大学のIR室は、人間総合科学大学の建学の精神に基づき、教育、研究、社会貢献のほか、大学の経営等に係る情報を収集し、調査・分析・計画立案・政策形成等を行い、本大学の発展に寄与するための支援をすることを目的としています。

人間総合科学大学の内部質保証体制におけるIR室の位置づけ

 

IR室の主な業務

  1. 情報の収集、管理、調査、分析

  2. 国内外の高等教育政策の分析、情報の提供及び政策関連情報の検証

  3. 大学ポートレートに関する業務

  4. 学生意向調査、学修動向調査

  5. 他部署における(1)~(4)に掲げる業務等の支援

  6. IRの普及・促進に関する業務

  7. その他IR室の目的を達成するために必要な業務

主な年間活動スケジュール

主な分析(教学改善)事例

「 ディプロマポリシー対応ルーブリックの開発による学修成果可視化の試み」

 本学で提供する「人間総合科学大学 学修達成度自己評価DP対応ルーブリック」は、本学が定める学位授与の方針(DP:ディプロマ・ポリシー)の項目に沿って、学生自身が本学における学修成果の達成度を振り返り、自己評価を学生自身が能動的に行うためのツールです。

 本ルーブリックは、4年間の本学での学びによって、学生がどのような知識やスキル、態度や姿勢を修得することができるのかを示すとともに、半期毎の成績評価通知などのタイミングで担任教員とともに学生自身がDP対応ルーブリックによる自己評価を行うことで、学修の達成度を振り返ります。学生は、自身の入学から卒業までの成長度を自己評価する機会を繰り返して持つことになります。

 さらに、IR室では、学生の自己評価のデータを用いて、学年要因等により自己評価がどのように変動するかを学科専攻毎に分析し、学修指導や教育課程編成等に活用しています。 

 以下にその事例を紹介します。

⇒ ディプロマポリシー対応ルーブリックの開発による学修成果可視化の試み

「学修成果の可視化、第三者評価を起点としての問題点の発見/対応」

 本学での学修成果の可視化の状況と、第三者評価で指摘された授業評価アンケートの回収率の低さについて、IR室が他の委員会等と連携して、どのような対応により回収率の改善を図ったかを、以下に紹介します。

⇒ 学修成果の可視化、第三者評価を起点としての問題点の発見/対応